私は、金儲けが嫌いです。仕事は趣味の延長のようなもんですが、お金を意識しないといけないというのが一番自分のやりたいことを阻害しております。けど、これは仕方がないことです。これやらないと、楽しい事がなんもかんもできなくなってしまいますからね。
ところで、以前作った入退室管理システムの導入が正式に決まって、作っております。これ、正直採算が合いません。作ったときは珍しくて非常に高価でしたが、放置しているうちにいろんなところから発売され始めました。ぶっちゃけ他所のやつ買ったほうがいいんだと思うんですが、そのことを説明した上でそれでも採用していただいたということ、自己完結させるにはそれなりに技術力が必要なので、まぁ勘が狂わないという意味で受けさせていただいた次第です。
大きく分けて、以下の組み合わせでできております。
①ソフトウェア:フェリカ(SUICA, ICOCA, おサイフケータイ等)登録、データ取り、閲覧等
②データベース:データ蓄積
③ネットワーク:複数コントローラの一元管理
④Windowsドメイン(Active Directory):ユーザ管理
⑤コントローラ:入退室ハードウェア・フェリカ読取
入退室のシステムっていろいろありますが、1つ不思議な事があります。それは、特に出口で装置が故障したり、火災発生でパニックになったときどうすんのんやろうかと。どう見ても非常解錠の無いものがあります。

こんな感じで組み立てていきます。

コントローラ内部、左の銀色の箱がThinClient、真ん中の緑のがDigital I/O、右側がリレー、タイマ、電源、端子台です。

Thin Clientはこんな感じ。WindowsXP Embeddedです。ちょっと古いですが、以前の買いだめです。

出入り口に取り付ける、フェリカ読取ボックス。ランプ、ボタン等が横についております。正直、あんまりかっこよくありません。

パソリをぶっ壊して、中身を読み取りボックスに入れております。

マグネット式電気錠。磁石でくっつきます。くっつくと離れません。腕時計は危険です。

実際に使用するデータベースサーバとActive Directoryが入ったサーバたち。Windowsのログオンアカウントに対してフェリカカードを登録します。

ドアの上に取り付けられたコントローラと電気錠

こんな感じでカードをかざすと、電気錠が解錠し、出入りができます。それと同時にデータベースに入退室情報が記録されます。

それにしても、散らかすだけ散らかして、いつも放置状態。申し訳ない・・・。
工作って楽しいね♪
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